2022/10/10
デニム好きのみなさんこんにちは。
今回僕が新たに下ろすのはこちらのデニム!
Levi’s 511 White Oak Made in USA Rinse
せっかくなのでリジッドデニムとワンウォッシュの違いについてまとめてみようと思います。

デニム界の王道は未洗いリジッド(生デニム)から糊落としをして育てる事ですが
今回はリジッドではなくリンス(ワンウォッシュ)から育てて見ようと思います!
僕はこの511が大好きで下ろしているだけでも他に3本持っています。
- リジッドホワイトオークUSAセルビッジ→部屋着として大事に育て中
- リンスUSA→バイク等外遊び用
- トルコセルビッジ→激しい飲み会など
他にも新品のストックが2本とカラーデニムがあったり…
自分でも何本持ってるか正確には分かりません(笑)
Levi’s 511についてディティールおすすめポイント
このリーバイス511の良いところを紹介していこうと思います。
絶妙なスリムシルエットが最高!
この511はストレートでもスキニーでもなくスリムデニムです。
よくスキニーと勘違いしている人もいますが、リーバイスでスリムに当たるロットナンバーは510や現行502で、全然シルエットが違います。
見比べれば分かりますし、もちろん履いても全然別物です。
まぁ511でも綿100%ではなく綿99%+ポリエステル1%のストレッチするタイプもあるので履き心地は違いますが、僕は綿100%の511の履き心地がマジで好きです!
1%ポリエステルなだけでそんなに違う?と思っている方、マジで別物です!
びっくりするぐらい違うんでぜひ履き比べてみてください!
まぁストレッチはストレッチで確かに履きやすくて良いですよね〜
ここ数年、ストレートやむしろルーズフィットのデニムがトレンドですが、この511は流行に左右される事なくいつの時代も履けるモデルだと思います。
しばらくはスキニーが流行ってましたが、コロナウイルスが流行り出してから世の中が様々な物においてリラックスする物を求める傾向になってトレンドが変化しましたね。
もちろん501等ストレート好きですが、どんなスタイルにも無難に合わせやすいのはこの511だと思います。
そしてロールアップしても良いし、クッションさせて履くにも最高です!
ストレート、ルーズ系だとレングスが長いとクッションさせて履こうと思っても裾が地面についてしまう可能性がありますが、ストレートだと良い感じにクッション(くしゃっと)してくれてそのまま履けます。
そしてこのクッションの色落ちもまたイイ!
モダンでスマートなデニムジーンズの代表だと思います!
511のディティール(特徴)
まずシルエットについて
先程も触れましたがスリムです。
丁度501(ストレート)と510(スキニー)の間くらいですね。
太すぎず、ピチピチすぎず丁度いいデニムです。
股上は結構浅めです

501と比べると体感で2cmくらいは違うかな?と言う感じです。
511を履いた後501を履くと、股上深っ!とびっくりするくらい違います。
トップスを普通に着る分にはあまり関係ありませんが、タックイン(シャツをズボンの中に入れる)場合は結構差が出ますね。
そしてボタンフライではなくジッパーフライ

ボタンフライに馴染みが無い人でも履きやすい点も現代的だと言えますね。
ジッパーはTalonではありません。
セルビッジ
僕はセルビッジジーンズが大好きです。
そしてこのモデルはセルビッジ(赤耳)なので

当然セルビッジなんですが、セルビッジの幅は標準的(中間)な太さです。
1954 501ZXXや66等ヴィンテージ系LVCと比べると太く、501CTのような幅広と比べると細いです。
現行501もこの太さなので、これがモダンなセルビッジってことですね。
個人的にはビンテージ系みたいに幅が狭かったらマジで最強のデニムだと思います。
まぁそのあたりは差別化というか、これが現代のシルエットと言うことなんでしょうね〜
なのでこれはこれで好きです。
遠目で見ても分かるくらいの幅なので
ロールアップしてセルビッジだぜ!って主張できますしね〜
裾はもちろんチェーンステッチ。
そしてコインポケット裏もセルビッジです

見えないポイントもこだわりがあって良いですね!
フロントポケットのスレーキ(袋布)は割と厚めで容量もヴィンテージ系と比べると大きいです。
昨今のスマホはどんどん大型化しているので、ポケットが大きいのはありがたいですね〜
リベットは打ち抜きの生地がはみ出ているタイプです。
いいですね〜
赤タブはスモールe
同じMade in USA でも僕が持っている股割りノンセルビッジ、カイハラはビッグEだったので物によるんでしょうね。
現行501USAでもビッグEがあるようです。
バックポケットはバータックで小さめのスッキリしたデザイン。
そして最高なのは
Made in USA!!!

米国製!

しかも僕が履くのはCONE DENIM White Oak !
生地から裁縫に至るまで全てがUSA!
存分にアメリカを味わえます!
最高ですね〜
カイハラももちろんいいんですが、やっぱりアメリカのメーカーであれば全てがアメリカなことに越したことはありません!
胸を張ってMade in USAといえる最高のデニムジーンズです!
リジッドデニム(生デニム)とワンウォッシュ(リンス)の違い比較
せっかく同じ511のリジッドとワンウォッシュを持って居るので比較してみようと思います。
サイズはどちらもW28L32です

左がリンス(ワンウォッシュ)右がリジッドです。
こうやって見比べると分かりやすいですが、単品で見るとリンスでも濃い色味の物はわかりずらい場合があります。
後で詳しく書きますが、このホワイトオーク511に関してはリジッドの方が生地が整っている分、白い部分が見えやすいのでワンウォッシュの方が単純に色味で言えば濃紺と言えると思います。
僕が今回下ろすのはポケット周辺がだいぶ白っぽくなっているので見分けやすい方ですね。
どちらも511ホワイトオークコーンデニムMade in the USAセルビッジです。
色味の違い
色味の違いはこんな感じ

左リジッド 右がワンウォッシュです。
ワンウォッシュの方が紺が強いように見えませんか?
触るとリジッドはパリっとしているので一目瞭然ですが。
今回のリンスはポケット周りがだいぶ色落ちしていますねぇ〜
一般的にリジッドの方が色が濃いような気がしますが、この511の場合実際目で見るとワンウォッシュの方が青みが強くなるので紺色が強く見えます。
リジッドは生地が整っているので、白い部分がしっかりと見えるのでワンウォッシュよりも色味が薄く見えます。
理屈的にはあり得ない話なんですが、これが現実です。
リジッドは整った紺色、ワンウォッシュはいい塩梅に紺が増した紺って感じです。
LVCのような紫寄りの紺ではなく、ブルー寄りの紺なのもモダンな感じですね。
リジッドにはジーンズとは思えない清潔感、パリっと感がありますし、ワンウォッシュにはデニムらしい濃紺さがあるので甲乙つけがたいですね~
付属品のタグはこんな感じ

上、リンス(ワンウォッシュ)
下、リジッド
どちらもホワイトオークのタグは同じで、リジッドの方は色落ちに関するタグが追加されています。
あとセルビッジのタグが最低でも2種類あるようで、今回はリンスの方が長細く2つ折になっていました。

手が込んでいてセルビッジに対するプライドが感じられますね!
なんとなく長細いタイプの方がリッチな感じですね〜
もう一本持っているリンスは短いタイプなので、製造ロットなどで違うのかな?
ただ単にランダムなのかもしれませんね。

ホワイトオークとMade in USAのタグは同じです。
ちなみに同じMade in USAでもホワイトオークじゃない現行の日本製の生地のタイプはもちろんホワイトオークコーンデニムのタグはありませんし、メイドインUSAのタグはMADE IN USAの表記が無く星条旗のみです。
ホワイトオークとカイハラの違いを見分ける一番簡単な方法ですね。
でも同年代の606を見るとホワイオークタグが無い個体でMADE IN USAの表記がある星条旗タグもあるので一概には言えないですねぇ
リジッドとリンスの品番の違い
当然ですが品番が違います

上リンス品番:045112303
下リジッド品番:045112596
045112
までは同じですが、下3桁が違います。
上3~5桁の511
この511はお分かりの通りロットナンバー(通称)
501ならこの部分が501になります。
重要なのは7桁目
3がリンス
5がリジッド
これはこの年代のリーバイスMade in USAコレクションで共通して使える見分け方のはずです。
501も505もこの表記方法です。
リーバイスストアの店員の方に教えてもらった情報です。
正確には23がリンス、25がリジッドを表すようです。
紙タグだけではなく、内側に縫い付けられている布のタグにも同じ品番が表記されているので、古着で買う際も元々がリジッドなのかワンウォッシュなのか見分ける事ができます。
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