僕はBlenderでモデリングして光造形UVレジンタイプの3Dプリンターで出力しているのですが
今まで山ほど失敗を繰り返してようやくある程度思ったように出力できるようになってきたので
今までのミスと対策方法をまとめていきます!
失敗例ごとに対策解決策を紹介します。
何も出力されない
原因→レジンは古いものを使って居ませんか?
これマジで大事です。
半年くらいぶりに使うレジンだったりすると、レジン液が分離していて何も出力されていないことがありました。
久しぶりに黒を使おうと思ったら、透明な部分と黒の部分に分離していたので
あーそういう感じね 混ぜとけば大丈夫でしょ?と思って出力してみたんですが…
完了した造形物を確認しようと思ったら…
何もついて無いじゃん!
解決策→新しいレジンに交換する!
これで解決しました!
やっぱ何でも古くなると良くないです!
なのでレジンは新鮮なものを使いましょう。
あと僕は一応新品の時もしっかり振ってから使うようにしています。
でもこの振るっていう行為、あとで書きますけど気泡が噛む原因になるので降ってからしばらく置いておかないとダメなので使う直前に振るのはNGです!
出力物に丸い穴が開く
原因→レジンに気泡がありませんか?
これは良かれと思って使う前にボトルを振ってレジンを混ぜたのが原因でした。
上で書いたようにUVレジンってある程度おいておくと分離してしまうんですよね。
なので僕は新品を下ろすときや久しぶりにレジンを足すときは良かれと思ってボトルを振ってからレジンを入れていたんです。
で、なんか出力した物に小さな穴が開いてることがあったんですよね。
どうせテーブルが上下するときに気泡も消えるっしょ?と軽く考えていたんですが、これが甘かった!
なので対策は
解決策→振ってからしばらく置いておく!
焦っちゃダメです!
ボトルを振ってからしばらく置いておく、そして樹脂タンク(お皿)に入れてからもしばらく安静にしてとにかく気泡が無くなるまで待つ!
ある程度時間が経つと気泡がまとまって上に浮いているのでこの状態でふき取ってしまうのも手です!
途中で印刷物が脱落する
苦労してモデリングしていざ出力!
何時間も待ってようやくできたと思ったら…
なんか途中までしかできてないんですけど!とか
なんでこんな平べったいものができてるの…?とかありますよね
これは解決策対策がいくかあります
原因
剥離抵抗が大きい
サポートが少ない
解決方法
印刷物の角度を変える
サポートを増やす
僕の経験上、とりあえず45°で出力した方が良いです。
これはBlenderでモデリングしたからという理由もあるんですが
例えばサーフボードのような平面のものを平のままそのまま出力しようと思うとサポートを出力するところまでは問題ないんですが
肝心のボード部分を印刷する際に
急激に印刷する面積が増えるので綺麗に仕上がらない&剥離抵抗が増えるので途中でサポートが外れる可能性がある
そして印刷面がサポートだらけで汚くなる
なので、板状の物は立てる
そしてモデリングの時点でどうしたら上手く出力出来るかを考えてモデリングする
コメント