ビッグE 片面タブ 均等V 不均等V…
リーバイスのデニムを探してているといろいろな用語にぶち当たりますが、これは全て赤タブに関する用語です!
まずは大まかにどのモデルなのかを見分ける方法を解説します
※LVCや日本製復刻は赤タブももちろん忠実に再現しているため、赤タブで西暦何年に生産されたかを見分ける事はできません!
なのであくまでも赤タブは何年頃のモデル(66とか55)かを見分けることができるだけです。
片面タブ 30年代中盤〜
↑LVC ’54 501ZXXの片面タブ
片面にだけ刺繍でLEVI’Sの表記があり
®︎(商標登録マーク)が無い
’54 501XX ’55 501XXは片面タブ。
刺繍がシルバーの糸です。
もちろん裏面は刺繍が無くただの真っ赤です。
均等V 両面タブ 50年代中盤〜
Vの字が左右対象同じ太さ)の赤タブを均等V呼びます。
ここから両面にLEVI’Sの刺繍が入るようになります。
そしてタブの真ん中(折り目)に®︎が入ります。
裏面は上下逆さまです。
こうすれば生産時に上下逆さまにならないから向きを気にしなくて済むので簡単という事なんでしょうね〜
不均等V 60年代中盤〜
↑’90 501の不均等Vタブ
Vの左右の太さが異なるものを不均等Vと言います。
均等Vと同じく裏面は逆さまです。
スモールe
eが小文字になったものをスモールeと呼びます
↑現行501米国流通品のスモールeタブ
このタブが着いていたら比較的新しいデニムだと言えます
と言っても
スモールeには文字が刺繍の物とプリントの物があります。
®︎タブ
これまで紹介してきた赤タブは大文字、小文字のいずれかでリーバイスである事が書かれていましたが、◯の中にRだけの®️®︎の赤タブも存在します。
そもそもこの®︎は商標登録を表す記号でリーバイスだけではなく様々な製品のロゴの右上などに付いているのを見た事があると思います。
なぜこの®︎赤タブがあるかというと
この位置に赤いタブをつける事自体がリーバイス製品の証です
という事を届け出るために数十本〜数百本に1本生産されているデニムなんです。
めちゃくちゃレアというわけではありませんが、通常のLevi’s赤タブよりはめずらしいという事です。
なので決して偽物というわけではありません。
ちなみにこの®︎タブも両面タブで裏面は他の両面タブと同じく逆さまになっています。
まとめ
リーバイスの赤タブについてまとめてきました
トップボタン裏の刻印についてはこちら↓
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