Levi’s S501XXのディティール特徴まとめリーバイス大戦モデル

デニム

第2次大戦中の4年間のみ生産された非常に貴重なモデル。

戦時中という事で様々な制限があり、501XXのディティールを簡素化しなければなりませんでした。

ちなみに頭に付く”S”はSimplifiedのSです。

生産時期

1942-1946

ディティール

  • ペイントアーキュエイト(ステッチ)
  • ウォッチポケットリベット無し
  • 流用品のスレーキ
  • 月桂樹ボタン ドーナツボタン
  • 通常より少ないボタンフライ
  • 片面タブ
  • 革パッチ

ペイントアーキュエイト(ステッチ)

リーバイスの象徴であるポケットのアーキュエイトステッチが刺繍ではなくペイントに変更されています。

たかが糸、されど糸という事ですねぇ

ウォッチポケットリベット無し

ウォッチポケットやコインポケットと呼ばれる右前ポケットにある小さなポケット

通常リーバイスデニムにはこの小さなポケットの両脇にも補強のリベットが打ってありますが、S501XXはウォッチポケットの両脇にリベットがありません。

流用品のスレーキ

フロントポケットの内袋(スレーキ)は通常白い布が使われていますが、S501XXは白い布ではなく別の服の生地で作られています。

月桂樹ボタン

通常であればボタンフライのボタンにはLEVI’Sの社名が入っていますが、リーバイス専用品ではなく汎用の月桂樹ボタンやドーナツボタンに変更されています。

Sカン

ボタンのカシメの部分がS字になっている物のこと

通常より少ないボタンフライ

簡素化のためボタンの数が少なくなっています。

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