#levis #Levi’s #リーバイス #デニム
長い歴史の中でたくさんの種類があるリーバイスのデニムジーンズ。
LVCなど復刻もあるのでリアルヴィンテージってどんなものなの?となってしまいますよね。
年代の見分け方は数種類ありますが、今回は内タグでの年代を見分ける方法をまとめました。
まずは最も気になるMade in USA 米国製 アメリカ製について紹介していきます
~70年代前半まで
内タグが付くようになったのは70年代中ばからでそれ以前の物にはそもそもタグが付いていません。
70年代中盤
紙の小さいタグ
くしゃくしゃボロボロで読めない事が多い
80年代の物と大きさと表記方法は同じ
80年代のものと見分ける方法は
伸縮率8%な事とトップボタン裏1桁である事
80年代
タグ自体は70年代の物と同じだが
伸縮率10%の表記になる
表面
赤線の部分が10%なら80年代いわゆる66前期後期などの後のモデル
黒カン、赤耳などと呼ばれるモデルです
裏面
少し読みにくいですが赤線の部分が工場番号
この個体はアメリカ製524エルパソ工場製です
ちなみにMade in USAの表記は外の紙パッチにあります。
トップボタン裏3桁
表記方法が数種類ある
そして厄介なのが通常2桁の年表記が80年代でも年表記が1桁の物も存在すること
この場合
ボタン裏3桁、伸縮率10%である事から80年代の物であると思われます。
90年台前半
布の内タグが2枚付いています
洗濯回数が多いとタグ自体がペラペラになって文字が読み取れない場合が多々あります
赤でリーバイスのロゴが入っているので赤リーバイスなどと呼ばれています
1枚目
2枚目
赤で大きくLevi’sのロゴが入っていてサイズが表記されています
裏面を見ると工場番号や製造年月が分かります
下の2行 この部分に注目
555 1092
501
555→工場番号=ボタン裏刻印番号
1092→1992年10月製造
501→ロットNo
「工場番号 製造月年
ロットナンバー」
という並びです。
トップボタン裏は3桁
90年代後半〜00年代前半
大きくて表面が刺繍のタグ
赤でLevi’sロゴが入っています。
裏面に工場番号や製造年月が表記されています
ほとんどの個体がしっかりと文字が残っていて読みやすいと思います。
下手すると現行品よりも読みやすいですね。
現行は洗濯によって文字が薄くなってしまいますからねぇ…
「ウェスト レングス ロットNo.
xxxxxxxx
工場番号 製造月年 ooooo-o」
501→ロットナンバー
553→工場番号=ボタン裏刻印番号
0299→1999年2月製造
読み方は基本的に90年代前半と同じです
上の写真は1999年2月製ですね。
トップボタン裏3桁
現行
現在販売されているモデル
たくさん内タグがついています。
↑501 Made in USAの内タグです
重要なのは1番下にあるこのタグ
1番上の
PC9-00501-2546
501はロットNo
2546の2桁目の部分でこのデニムの新品出荷状態がリジッドかリンスかを見分ける事ができます。
5はリジッド 生デニム
3だとリンス ワンウォッシュ
です。
この501はリジッドだったので2546です。
この年代のMade in USAのなら511 505も同じ方法で見分ける事ができます。
工場番号は上から3段目右端に書いてある
05115
の5115下4桁がボタン裏と同じ番号で工場番号です。
ここからトップボタン裏刻印は数字4桁
3、4から始まるのはアジア系
5から始まるのはアメリカ製
この501は米国製なので5から始まっていますね。
CW-が製造年週を表します
上の写真は2018年42週製ですね
今までは月でしたが、ここから週での表記に代わっています
タイヤと一緒ですね
他にも
セルビッジの部分にこんなタグ付いています。
90年代後半の物みたいな質感のタブです。
復刻
日本製復刻
502XXや503BXXに多い2000年代前半の日本製復刻の内タグはこんな感じ
表
これは分かりやすいと思いますが
1番上の
502-XXがロットNo
下から2段目がウェストサイズです。
裏面
1番上のJ22が工場番号です。
ボタン裏と同じアルファベットと数字です。
Jが頭なら日本製です。
LVC リーバイスヴィンテージクロージング
LVCは現行と同じです。
PC9から始まるものですね。
PC9-に続く部分でモデルイヤーとロットNo.が分かります
PC9-47501→1947 501
PC9-66501→1966 501
という感じで分かりやすいので
あれ?コレって何年の型だっけ?となってもここを見れば分かります。
ちなみに505なら
PC9-**505という感じになります
現行品も同じくPC9から始まるので
511ならPC9-**511となります。
現行でパッチが無くなっている物は少ないでしょうけど、もし外されていたら内タグのこの部分を見ればロットNoが分かります。
まとめ
リーバイスの内タグについてまとめました
この他にもユーロリーバイスや中国製のものなどいろいろとありますが、主に気になるのはアメリカ製のものですよね。
トップボタン裏の刻印についてはこちら↓
赤タブについてはこちら↓
コメント